心臓血管外科

下肢静脈瘤、脚のむくみ外来

下肢静脈瘤、脚のむくみ外来のご案内

下肢静脈瘤とは?

下肢静脈瘤はこの地方では「すばこ」と呼ばれているモノです。脚の静脈が太く浮き出てくる病気です。下肢の血液(静脈血)は本来足先から心臓に向かって戻っていきます。ところが日常生活では脚が心臓よりも低い位置にあるため、どうしても血液が足に滞ります。重力に逆らって静脈の中の血液を押し上げるために、途中にいくつかの逆流防止弁が備わっています。この弁がいろいろな原因で壊れてしまうと、脚に血液のうっ滞を生じます。
これによって長い間に血管が膨らんだり、蛇行したりするわけです。

■なりやすい原因
・立ち仕事 ・妊娠 ・出産 ・肥満
・両親、姉妹が静脈瘤のある場合など

■おもな症状
・だるい ・むくむ ・痛い ・かゆい ・つりやすい
・潰瘍 ・色素沈着

当院における下肢静脈瘤の診断と治療の流れ

1.外来診療

お話しを伺い、脚の診察をします。静脈瘤の診断や、むくみの原因を探ります。

(毎週木曜日 村岡 新(自治医科大学心臓血管外科)が担当)

2.検査(予約)

下肢の超音波検査を行います。原則、毎週木曜日の午前中です。病状が片側の場合であっても比較のために必ず両脚を診ます。
検査着(特別な短パン)に着替えて頂き、立った姿勢と寝た姿勢で検査します。検査時間は約30分です。
検査終了後に診察室で治療方針について説明します。

3.診療方針の説明(検査当日)

検査から得られた情報に基づいて治療方法の説明と、選択をします。静脈瘤は命にかかわる病気ではありませんし、多くの場合は緊急性はありません。患者さんの希望を伺いながら、一緒に方針を決めます。

4.治療(前記の検査終了後に予定を相談します)

外来治療(保険適応)

局所麻酔で逆流を生じている静脈を結紮,切離します。その後ポリドカスクレロールという注射薬を静脈瘤に注入してつぶします。終了後にすぐに歩行、帰宅可能です。
1週間後に診察します。

入院治療(保険適応)

弁が壊れてしまった静脈を抜去したり、拡張蛇行した血管を取り除きます。ストリッピング手術といいます。当院では血管周囲の損傷が少ない内翻方法(図)を採用しています。
眠くなる薬を使用しながら、下肢は局所麻酔で処置を行いますので、当日から歩行が出来ます。
入院期間は3泊4日です。(水曜日入院→木曜日午後手術→土曜日退院)翌週の木曜日に外来診察を行います。1ヶ月後に最終診察の予約となります。

レーザー治療(保険適応)

当院では行っておりません。ご希望の患者さんは近隣の医療機関をご紹介いたします。平成25年8月より自治医科大学附属病院にて治療を行っております。

初診の診療希望の方へ

必ず電話にて診察日の予約をお願いいたします。
TEL.0285-44-7000(代表)
FAX.0285-44-7005
予約電話対応時間(月~金曜日 午前8:30~午後5:30 土曜日 午前8:30~午後0:30)